東京都共同募金会 府中ブロック地区打合会 参加報告

2017/08/03

毎年秋の宿泊訓練や車両整備などでいつもお世話になっている赤い羽根の「社会福祉法人東京都共同募金会」様の府中ブロック地区打合会へのご招待を頂き、頂きました作業用車両の配分に関して報告をさせて頂きました。

●この度は新規車両をご寄贈いただき誠にありがとうございます(2017/05/12)

「平成28年度 共同募金 第二次A配分(整備費・特別事業費)」感謝報告

 平素より色々と当苑も含めた福祉施設にご支援頂き、誠にありがとうございます。
 この度は「平成28年度 共同募金 第二次A配分(整備費・特別事業費)」を配分頂き、誠にありがとうございました。おかげさまで5月に新しい作業用車両ホンダステップワゴンが納車されて以来、利用者さんも喜んで快適に利用させて頂いており、職員一同も深く感謝しております。
 本来であれば当苑理事長細野功が挨拶申し上げるべきところですが、自宅療養中のため僭越ながら管理者を務めます私多田尚弘が代理でご報告申し上げます。

 赤い羽根の私の最初の思い出は、鮮やかな赤い羽根が描かれたピカピカの車イス。脳性麻痺による1級身体障害者で歩行できない兄の使用ベビーカーが小さくなってきた時に届き、自分でもお手伝いで押して旅行も含めて色々な所に行った記憶があります。

 次の思い出は、恥ずかしながら腕白坊主だった小学時代。月300円のお小遣いから10円を募金箱に入れて、親しみを感じていた赤い羽根を自分のお小遣いでもらえた事が嬉しく、誇らしげに胸に刺していました。
 でも殊勝だったのは午前中まででした。当時は赤い羽根の先が針になっていて、それを上着の胸元に刺すような形でしたが、昼休みに思い浮かんだのはアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の羽根手裏剣。すぐに颯爽(さっそう)と投げてみましたが空気抵抗で飛びません。少し重くしたらと消しゴムを5mm角位に切って針根元まで刺したら、バランスよく数m飛んで壁に刺さるように。昼休み中にクラス男子全ての赤い羽根は羽根手裏剣と化し、放課後には全校で流行。

 そんなとんでもない少年期でしたが、脳性麻痺の兄に関わってくださる福祉職員の方々は、いつも笑顔で優しく素敵な方ばかり。何人かは家族同様のお付き合いとなり、私や弟にも親切にしてくださいました。進路などと言う言葉も知らなかったと思いますが、子供心に憧れて将来はあんな仕事ができたらいいなと思っていたことを思い出します。

 時が経ち、好きだったコンピュータ系の出版社に就職した頃には当時の淡い思いは記憶の奥にしまい込まれていましたが、脱サラしてから自分の夢や目標を考え直している時に思いだし、縁を頂いて当苑に勤務することになり、今では管理者を拝命しております。

 爽々苑は障害者自立支援法に基づく就労継続支援B型施設、いわゆる障がい者作業所で、クリーニング業務、施設間メール便業務、清掃業務、ポスティング業務等を2事業所で行っております。
 残念ながら面白みのある作業が少ない中で、人気が高いのがメール便も含めた配送業務です。決まった作業の繰り返しばかりの施設内から出て、色々な場所に行くことはばかりでなく、利用者さんが持参した好きなCDを交互に聴いたり、おしゃべりできる楽しい時間を希望する方は多いのですが、乗れる人数は限られています。
 そんな中で借用しておりました8人乗り車両がエンジン故障で昨年6月に廃車となり、皆の楽しみであった配送業務に行ける人数が減ったばかりではなく、新規営業も困難になってしまいました。
 早急に代替車両を用意したいのですが、そのコストで皆の工賃が下がっては本末転倒です。そこでこの苦境を書き、東京都共同募金会様に申請させて頂き、8人乗りステップワゴンを配分頂くことができました。
 これも一重に、共同募金を支援されている皆さまや篤志家の方々のお陰です。ここで利用者さんの感謝の言葉をお伝えさせてください。
  • 新しい車、ありがとうございます。静かでエアコンも後ろの席まで効いて、とても嬉しいです。
  • 今まで配達やお掃除に行くための準備ができても、車が戻ってくるまで待っている時間が長かったけど、新しい車が来てすぐに仕事に行けるようになりました。いっぱい仕事ができて嬉しいし、お給料も増えるよう頑張ります。
  • 軽自動車だと僕たちは3人しか乗れなかったけど、新しい車は7人も乗れてみんなで一緒に行けるので嬉しいです。ありがとうございます。
 最後になりましたが、これで新規営業も可能となったお陰で、先月民泊清掃代行業者様との契約が成立し、月数万円以上の売り上げ増加が見込めることになりました。これが軌道に乗れば、現在30,824円の平均月額工賃をかなりアップすることができそうです。
 新しい仕事の技術を身につけること、働けること自体に喜びを感じてくださる利用者さんもいますが、それで得られる工賃がアップすることは、全員にとって実感できて励みになる喜びです。
 それを可能にしてくださった皆様に感謝を述べて、私の報告を終わらせて頂きます。
 本当にありがとうございました。

特定非営利活動法人 爽々苑
管理者 多田 尚弘

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TEL:042-480-8294
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